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- 渋谷原宿校
彼女への手紙
私が中央高等学院で勤め始めたのは、今から3年前。最初に受け持ったのはサポートコース3年生でした。その学年のある女子生徒との話です。
彼女はヴィジュアル系のバンドが大好きで、よく地方までライブに行き、ファッションもロリータに髪はタテロールととても個性的でした。普段はとても明るく、面白い彼女なのですが、突如不安感に苛まれ、学校で突然泣き出してしまうことがたまにありました。
「自分は何をやってもダメだ・・・。」と物事を悪い方に考えて、苦しんでいる彼女の様子を見て、ある日私は彼女に手紙を書きました。内容は「辛くなったときに考えること」。
「不安になったら楽しいことを考える。」「好きなバンドの音楽を聴く」「自分は大丈夫だと信じること」などだった気がします。彼女はとてもその手紙を喜んでくれました。
1年間、他愛もない話をしていくうちに彼女の落ち込む回数も徐々に減り、卒業するころには自分のやりたいことを見つけ、顔つきもしっかりしてきました。
卒業後、彼女は割と頻繁に遊びに来て、まめに近況を報告してくれました。その時に、「最近、前よりも前向きになったんだよ。辛くなった時には今でも先生から貰った手紙を読んでるんだよ。」と言ってくれました。
自分が何気なく書いた手紙を今でも大切に持っていてくれていること、自分が少しでも誰かの支えになれたことを本当にうれしく思いました。
























