先生全員紹介

忘れられない生徒との思い出

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吉祥寺本校
かけがえのない経験

2009年8月10日、全国定時制通信制サッカー大会準々決勝において神奈川県代表神奈川工業高校に敗れ、東京に戻るバスでメンバーに
「先生に未熟な所がたくさんあってチームを勝利に導くことが出来なかった。出来ることなら、先生は、もう一度このチームで戦いたいと思っている。しかし、3年生が多いチーム。秋の大会に臨むということは、受験勉強など進路に何かしら影響を及ぼしてしまうから、今の思いと自分のこれからのことをよく考えた上で、『もう一度戦いたい』と思ってくれたら、是非とも集まってほしい」
と呼びかけました。


1週間ほどして練習を再開すると、ほぼ全員のメンバーが集まり、秋の大会に向けてチームが動き出すことになりました。
しかし、「もう一度戦いたい」と提案した私が担任業務の影響で、なかなかチーム練習をすることが出来ない日々が続きました。戦うつもりで集まった選手達は、フラストレーションが溜まったに違いありません。思いを削がれたような日々が続く状況でも、彼らは決して諦めず、メンバー同士声を掛け合って集まり、自分たちで練習を始めました。


もともと、今年のチームは結成当時から、サッカーの技術・運動能力が高いメンバーの集まりだったので、サッカーに関する技術的な指導は、ほぼ必要としない選手ばかりでした。ただ一つ足りないものは、「チームとしてのまとまり」のみだと感じていました。
そんなチームが全国大会での悔しい思いのもとに、チームとしてまとまり始めたのです。
選手達自ら動き出したのが大きな契機となり、全国大会敗戦から、関東大会出場をかけた東京都秋季大会まで、1か月もない短い期間でチームは大きく変化しました。


10月3日土曜日、初戦である支部大会では、大雨が降るにもかかわらず、19-0の圧勝。10月24日・25日の中央大会においても、敵を寄せつけない圧倒的な強さで優勝しました。
関東大会本戦においても順調に勝ち進み、決勝戦で私たちがベスト8で負けた全国定時制通信制サッカー大会の優勝チームである神奈川県代表の秀英高校と対戦することが出来ました。
結果は、1-4。先制されたにも関わらず、前半の間に同点に追いつき、後半開始は相手を圧倒する攻めを見せてくれました。


メンバーに恵まれ、総監督・マネージャ―と素晴らしいスタッフに恵まれたことによって、素晴らしいチームが出来ました。この1年の経験を一生忘れる事はないでしょう。この経験によって、自分の本当の夢を改めて認識することが出来ましたし、目指してみようという決意にもなりました。


残念ながら、ハッピーエンドにはなりませんでしたが、『この負け』がそれぞれ進む道において、大きな力になると私は信じています。

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