
![]()
![]()

- 横浜校
62歳の受験生
62歳の女性が、浪人生としてご主人に連れられ、原宿校にいらっしゃいました。ぜひ大学に入りたいとのことでした。大学に入りたい理由は人それぞれですが、唯一人生でやり残したことが勉強、大学生活とのこと。ご主人もそういう奥様を暖かく見守っていらっしゃいました。必ず何とかしましょう!とお引き受けしましたが、どういう所へお入れするか随分考えました。
授業が始まると、英語ですぐにつまずいてしまいました。あまりに昔の知識で、単語もなかなか覚えられません。一番下の2年生クラスから始めましたが、それでも苦しいようで時々泣いていました。声をかけて励ますのですが、これは無理かなーと私も思い始めました。古文も大変です。動詞の活用が入りません。英語も古文も、何度も何度もノートに書いて、とてもりっぱなノートを作り始めました。ご主人も呆れるくらいお家でも復習されたようです。
すると段々落ち着いて来ました。受験校を考えるゆとりができたのです。そこで社会人入試を勧めました。また、進学先はご本人のモチベーションが上がるよう、昔から有名な女子大にしました。誰が聞いても知っている学校です。ご主人も「いいね」と喜んでいらっしゃいました。志望学部、学科に関しては、年配の方が最も得意とする日本文学科にしました。入学後、ついていくのが苦しくないだろうと判断したからです。
志望校が決まり、夏期講習になりました。徹底的に小論文、面接の授業を受けていただき、一日も休むことなく出席されていました。小論文も段々上達してきます。面接は問題なく素晴らしいものです。ご主人と一緒に会社を経営なさっていたという社会経験はとても強いものです。私も「これはいける」と思うようになりました。
そして二学期。AOコースでまたまた小論文、面接の練習の繰り返しをしていると、本人も自信がついてきたようでした。そして入試。秋半ばに合格という結果が出ました。
皆で喜んだことは言うまでもありません。こういう感激が繰り返されるので、私は中央高等学院をやめられません。




















