先生全員紹介

忘れられない生徒との思い出

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横浜校
あんな生徒・こんな生徒

私は高卒認定試験の受験生たちを合格させるために中央高等学院にいる。
出会いはいつも面談ルームである。高卒認定試験を受験する生徒は、皆中学卒業後に働いていた方や高校を中退した方達である。50を過ぎてから資格取得を目指してくる方や小学校以来引き籠もっていた方もいる。


資格を取る理由は様々だ。資格を取って大学に進学を考えている生徒、こういう生徒は自分を確認したいのかな?資格を取って看護師専門学校に進学する生徒、アメリカのバレエ学校に留学するために資格が必要な生徒もいた。
理由は無いが、とりあえず資格を取ろうとする生徒も多い。私は生徒達の目票を達成させるために最善を尽くしている。彼らがどんな人物なのか、なぜ高校を中退したのかといった事柄は、科目を1つでも多く合格してもらうために必要な情報としてだけ関心を払っている。会話した結果、この生徒はどの科目が合格するのか、毎日出席が可能なのか、出席できないならどのように学習指導していくかだけを考える。
私が生徒に対して懐く第一印象はこうしたものである。


こんな生徒がいた。年齢55歳の女性で資格取得が絶対に必要だが、中学以来学校の勉強をした事はないという。さてどれくらい出来ないのかなというと、5-11ができない。-6が答えだがなかなか出来ない。こうした生徒は良くいる。
次に-5×(-4)=+20だが、-5-(-4)=と混同してしまう。「-9よね、そうでしょう先生!」と言ってくる。-5-(-4)=としても間違っている!-1が答えなんだが・・・。


こうした間違いをする生徒は良くいるのだが、数ヶ月間練習して試験まで出来なかった生徒は希だ!もう数学は時間の無駄だから止めましょうとは言わず、より合格が確実視できる科目に力を入れましょうね、と了解を取った翌日にはまた数学やってるし・・・。
試験が間近のある日、「先生が問題造っているんでしょ。教えてよ!」。そんな訳がない、ということを説明するのに難渋した。なんとか数科目合格したので生徒は満足した。


こんな生徒もいた。細胞分裂が解らないという。1つの細胞がプロセスを経て2つの娘細胞になる事だということを懇切丁寧に説明したが解らないと言う。何が解らないのか私が分析して出した答えが、「貴女は人間が1個の細胞で出来ていると思っていない?」「1個じゃないんだ!」疑問氷解。
もう説明はいらないと言って、待て待て私にもう少し補足説明させろ、と言うのも聴かずに去っていった。


実に分析しがいがある生徒達が毎年入学するので、新しい発見に満ちている。

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