中央高等学院とは学院長からのメッセージ

  • 斉藤 守

    「社会で生き抜く力」を身につけてほしい。そして社会に巣立ってほしい。

    中央高等学院 学院長

    斉藤 守

  • 大切なのは進学のさらに一歩先

    私たち中央高等学院では、通信制高校サポート校として、入学された方には、100%卒業していただいています。
    「大学入試コース」では大学、専門学校への高い合格率も誇りにしています。
    しかし、本当に大切にしているのは、進学することよりも難しい「社会で生き抜く力」を身につけてもらうことです。
    せっかく進学しても辞めてしまう方がいたり、その先の仕事が見つからない若者が多い中で、進学の一歩先を見据えた教育こそが重要なのだと考えています。

  • 「安心できる居場所を提供する」ことがまず第一歩

    中央高等学院には、何かしら悩みを持った生徒がやってきます。
    うまく環境に馴染めなかったり、自分のペースが人と違っていたり・・・。
    しかし、そうやって悩んでいる生徒の皆さんと接していると、自分自身がいろんな悩みを抱えてきただけに、様々なことをよく観察し、深く考えている方が多いことに気づきます。

    人一倍悩んでいる人は、他人にも優しくなれます。
    だから私たちはそういった方々に「安心できる居場所」を提供することがまず第一歩だと考えています。
    そのために私たちはそれぞれの生徒にあわせたきめ細かいサポートをしています。
    「生徒と先生」である前にまずは「ひとりの人間」として向き合うことを大切にしているのです。

  • まずは「できることからはじめようよ」

    人はそれぞれ自分だけの悩みや事情を抱えています。
    だから私たち中央高等学院では、「必ずこれをしなさい」といったことは言いません。

    週1回の登校からはじめてもよいし、掛け算・割り算から始めてもよいのです。
    「できることからはじめようよ」という言葉にはそういうメッセージを込めているのです。
    登校してきた生徒には私たち先生が必ず声をかけますし、面談の機会も数多く持っています。
    最初は嫌がる生徒の方もいますし、私たちも大変なのですが、入学の時に暗い顔でうつむいていた生徒の方が、生き生きとした表情に変わっていくのを見るのが、私たちのいちばんの喜びなのです。

  • 卒業証書の重みを知ってほしい。そして社会に巣立ってほしい。

    日本の社会において、高校卒業、高卒認定の資格を取ることは、非常に大きな意味を持ちます。就職の幅は大きく広がりますし、大学に進学することだってできます。
    中央高等学院では、卒業意思のある方には100%卒業をしていただいていますが、それは卒業が簡単なのではなく、人生に必要な資格であるがために、私たちが100%卒業するまでサポートをしつづけるからなのです。

    「卒業証書の重みを知ってほしい」その思いから、卒業式では卒業生全員に、校長である私が卒業証書を手渡しています。
    その一枚一枚に、「社会に巣立ってほしい」という思いを込めて送り出しているのです。