卒業生が集英社の「JUMP新世界漫画賞」を受賞!
- 投稿日:
- 2022年06月08日(水)
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こんにちは、中央高等学院です。
渋谷原宿校の卒業生が、集英社の「少年ジャンプ」主催の、新人漫画賞「JUMP新世界漫画賞」にて、佳作と超新星賞を受賞しました!!!!
受賞したのは、兄弟校の「中央アカデミー高等部」の「マンガ・イラストコース」の卒業生である永井おとさん(ペンネーム)。
受賞作品である「チズと魔剣」は、小学生・チズと、強い正義感を持った魔剣との、絆と成長を描いた冒険ファンタジー。
今なら「チズと魔剣」はwebサイト「ジャンプ+」で無料で読めるので、みなさんぜひ読んでください。
また、「ジャンプGIGA 2022 SUMMER」(夏発売予定)にも掲載予定とのことです。
永井おとさんから、喜びのコメントも届きました
「受賞の連絡を頂いた直後は半信半疑だったのですが、掲載された読者の存在を確認した時に初めて実感しました。
私の描いた漫画の向こうに多くの読者がいることを考えると不思議な高揚感があります。
まだまだひよっこの新人ですので、この度の受賞で胡座をかくことなく、今後の活動に励んでいこうと思います。」
卒業生が漫画家デビューなんて嬉しすぎます。
みんなでこれからも永井おと先生を応援しましょう!!
声優のお仕事ってどんな仕事?〜職業体験の授業を行いました
- 投稿日:
- 2022年02月21日(月)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、職業体験授業のひとつとして、声優の小清水亜美さんにオンラインでお話を伺いしました!
小清水亜美さんは、実は中央高等学院の卒業生。
在学中の2003年に、「明日のナージャ」の主役「ナージャ・アップルフィールド」役のオーディションに合格したことかきっかけで声優デビューしています。
小清水さんは12歳の頃から劇団に入り子役として活動していました。そのため、高校は芸能活動と両立しやすい通信制高校を進学先に選びました。
高校時代はすごく楽しく、その頃の友だちとは今でも定期的に会ったりと、仲が良いそうです。
声優のお仕事というと、アニメ声優を浮かべがちですが、それ以外にも
・外国映画・ドラマの吹き替え
・ゲームのキャラクターの吹き替え
・ナレーション
・司会
・ラジオパーソナリティ
など、仕事は多岐にわたるとのこと。
最近だと歌手として活動する人もいますね。
小清水さんは元々は劇団に所属し女優さんを目指していましたが、中学生になってすごく背が伸びてしまい(小清水さんの身長は169cm)、子役のオーディションに受からなくなってしまったことがきっかけで、声優を目指すようになりました。
声優という仕事を教えてくれた先輩は、「声優は、身長や見た目に左右されない、幅広い役を演じられ仕事」と教えてくれたそうです。
「人間(のような姿かたちの生き物も含む)、だけでなく動物でも体の小さな妖精でも演じられのが、声優の仕事の面白いところ」だと小清水さんはいいます。
高校生の時に主役で声優デビューし、その後も「コード・ギアス」の紅月カレン、「エウレカセブン」のアネモネ、「狼と香辛料」のホロ、「美少女戦士セーラームーンCrystal」の木野まことなど、大役を演じてきている小清水さんですが、声優の世界は、どんなベテランになっても、役を勝ち取るためには今でもオーディションを受け続けねばならない世界とのこと(厳しい…)。
また、台本は収録の前日などギリギリに届くことが多く、そういった場合は寝ずに台本をチェックして、収録に備えることもあるそうです。
声優さんは、顔が見えにくい分「裏方」のイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近ではコンサートをやったり、バラエティに出演したり(メイン司会をする人もいます)、華やかな部分がクローズアップされていますが、やはり長らく現役であり続けるためには、たくさんの苦労も多い仕事だということがわかりました。
中央高等学院ではオンラインで企業の仕事場見学や、プロとして活躍している方からお話を聞ける授業を実施しています。いろいろな会社や職種があるということがちょっとだけわかったと思いますので、自分の将来について考えるきっかけにして欲しいですね。
ドローン操縦士ってどんな仕事?〜職業体験の授業を行いました
- 投稿日:
- 2022年02月09日(水)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、2年生と3年生を対象に、職業体験授業のひとつとして、ドローン操縦士の方にオンラインでお話を伺いしました!
お話を伺ったのは、DS東京立川校ドローンスクールのインストラクターの方。
このDS東京立川校ドローンスクールは、その名の通り、ドローン操縦士を目指す人のためのスクールです。
ドローンは、今ではスマホでも操縦できるものもあり、手軽に手に入れて扱うことはできますが、実は飛行に許可が必要だったり、絶対に飛ばしてはならない場所が存在したりします(無断で飛ばすと逮捕されるケースもあります)。
そのため、ドローン操縦士として知っておくべき法律や規制も学び、操縦士としての資格を取得しておいた方が職業としては成り立ちやすくなります。
このDS東京立川校ドローンスクールでは、国土交通省認定資格であるドローン操縦士ライセンスを取得することができます。また、スクールの運営だけでなく、さまざまな企業や団体からの依頼で、ドローンを飛ばす仕事も請け負っています。
まず最初に、ドローン業界の現状や将来性について説明がありました。
歴史的な建造物や綺麗な景色を空から撮影した写真や空撮映像は、テレビや映画、CMなどではおなじみかと思います。
しかし、現在では、建設現場や農業、災害現場などでもドローンは活躍しているそうです。
例えば建築現場では、高層ビルや橋梁、大きな工場など、人が行くのが難しい場所にドローンを飛ばし、建物の亀裂や破損の状況を点検したりするのにドローンが使われています。
また、農業では、ドローンに農薬を積んで空から散布することで、大幅な業務効率化につながっています。
DS東京立川校ドローンスクールでも実際にこういった業務をおこなっているとのことです。
このようにドローンを使った仕事はどんどん増えており、ドローン業界はいわゆる「成長産業」の一つに数えられている、というお話を伺いました。
授業の最後に、インストラクターの方がドローンを華麗に飛ばしている動画を見せてもらいました。
建物の中で、何人もの人が行き交うオフィスの中をスイスイとドローンを飛ばすテクニックはさすが
の一言でした。
中央高等学院ではオンラインで企業の仕事場見学や、プロとして活躍している方からお話を聞ける授業を実施してきました。いろいろな会社や職種があるということがちょっとだけわかったと思いますので、自分の将来について考えるきっかけにして欲しいですね。
eスポーツ高等学院のテレビCMが放映中
- 投稿日:
- 2022年01月23日(日)
- カテゴリー:
- インフォメーション
2022年4月開校の兄弟校・eスポーツ高等学院のテレビCMテレビが放映中です。
2月末頃までテレビ朝日系列で放映中。
ラフォーレ原宿の交差点のビジョンでも放映しています。
eスポーツ高等学院で1月23日より毎週日曜日にオープンスクールを開催予定
- 投稿日:
- 2022年01月13日(木)
- カテゴリー:
- インフォメーション
オープンスクールはeスポーツ高等学院の校舎であるシブヤeスタジアムで開催されます。
eスポーツのための専用施設であり、eスポーツビジネスに必要な全てが体感できます。
eスポーツへの理解を深める講演や、プロによるeスポーツ体験会も用意しています。
2022年度の入学を検討されている現役中学3年生の方、2023年の入学を検討されている現役中学2年生の方、是非ご家族でご参加ください。
オープンスクール詳細
10時30分受付開始、11時開始。所要時間は2時間を予定。
内容
eスポーツ業界の展望の講演 NTTe-Sports
eスポーツ体験 東京ヴェルディeスポーツ
eスポーツ高等学院概要説明 eスポーツ高等学院
※設備説明や質疑応答、入学の個別相談などをご希望の場合、オープンスクール終了後職員が対応致します。
アニメーターってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月24日(金)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、渋谷原宿校にて「アニメーター」のお仕事について知る職業体験授業をオンラインで行いました。
お話を聞いたのはアニメ制作会社「サンライズ」のスタッフの皆さん。
サンライズは「機動戦士ガンダム」シリーズや、「ラブライブ!」などを手がけている老舗の会社です。
「アニメーター」と書きましたが、厳密にいうとサンライズはアニメーター=アニメーション(動画)を描く人がいっぱいいる会社ではなく、アニメ作品をプロデュースする会社です。
今回、授業に協力してくれたスタッフの方々も、美大やアニメ系の専門学校で学んできたという訳ではなく、一般的な大学を出て、アニメ会社って面白そうだな、と思って普通に就職活動をして入社・転職されたとのことです。
授業の前半では、アニメーションができるまでの製作過程についてお話を伺いました。
アニメーション作品には、
プロデューサー・制作デスク・制作進行・監督・脚本家・作画(原画・動画)・撮影・編集・声優など、さまざまな役割の人が関わります。作品が出来上がれば、宣伝やマーケティングといった役割の人も必要です。
これは、実写映画やゲームなども同じですね。
いろいろな専門スキルを持った人が協力してひとつの作品を作り上げていきます。
「アニメが好きで仕事にしたいけど、絵が描けないから無理だ」と思っている人も、別の役割でアニメ制作に関わるチャンスはあるかもしれません。
授業の後半では、スタッフの方が用意してくれたアニメ制作体験キットを使って、有名なアニメ作品のトレース体験をしました!!
体験とはいえ、作画のレイアウト用紙や鉛筆は実際にアニメーターさんが使っているものと同じもの、消しゴムはサンライズのロゴ入りの特注品です。
(みんな、使わずに持って帰っていたのはここだけの秘密です)
参加した全員が、めちゃ集中して取り組んでいました!!
中央高等学院では、いろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてくださいね。
ネイリストってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月16日(木)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、1年生から3年生を対象に、「ネイリスト」のお仕事について知る職業体験授業ををオンラインで行いました。
お話を聞いたのは現役のネイリスト兼ヘアメークアーティストであり、中央アートアカデミー高等部のネイル&ビューティーコースの講師でもある「木下美穂里先生」です。
先生はまず最初に、「ネイリスト」としての技術を身につければ、いろんな仕事ができるようになる、と話されました。
確かに「ネイリスト」と聞くと一般的には街のネイルサロンなどで施術を行う人、というイメージです。
しかし、それ以外にも、広告やドラマ、ファッションショーなどいろいろな場所で活躍の機会はあるとのこと。
現に、美穂里先生は、上記のような仕事の他にも、ネイルにストーンを施す技術を活かしてお箸やバイクなどにデコレーションしたり、化粧品のプロデュースなどのお仕事もされています。広告などのお仕事の場合は、ネイル以外にもヘアメークや衣装などのイメージも一緒に提案する、トータルビューティーアドバイザーとして活躍されています。
ネイルだけでなく、美容関連の仕事全般に視野を広げていけば、化粧品メーカーの会社に就職する、という選択肢もあります。会社に就職すれば、メークのアドバイザーなどの業務以外にも、商品開発や企画、PR、マーケティングなどいろいろな役割があります。
大事なのは「技術を身につけた人は強い」ということだと、美穂里先生は話します。
現に、日本のネイルの技術は世界的に評価が高く、レディー・ガガのネイルを担当しているのも美穂里先生の学校の卒業生とのことです。
美穂里先生は、技術はもちろん、「人との出会いも大切にしてほしい」とも話されました。
好きなことを仕事にしても、辛いことは必ずあります。それでも、行動を続け人と出会い、周りの大人をうざいと思わず、たくさん影響を受けて欲しい、と話されました。
美穂里先生もそうしてきて良かったと感じているし、美穂里先生の周りにいる夢を叶えた人たちも充実して仕事している方が多いそうです。
「好きなことを仕事にできる人はごくわずかだから、夢を持つのはムダ」
「そもそも好きなことが見つからない」
高校生のみんなと話していると、そういう声も少なくありません。
でも、美穂里先生のように夢を叶えた人のお話をきくと、やはりワクワクします。
高校生のみんなも、美穂里先生のポジティブなエネルギーを少しずつでももらってほしいと思いました。
中央高等学院では、いろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてくださいね。
マンガ家ってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月10日(金)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、1年生から3年生を対象に、職業紹介の授業を行いました。この時紹介した職業は「マンガ家」。
お話を聞いたのは、現役のマンガ家でもあり、中央アートアカデミー高等部のマンガ・イラストコースの講師でもある「すぎやまゆうこ先生」です。
すぎやま先生は14歳のときに「マンガ家になる」という決意をして美術の高校と大学で、ありとあらゆる美術の技法を勉強したそうです。それでも周りには絵が上手な人がたくさんいたため夢をあきらめかけました。出版社の就職面接で「あなたの本当にやりたいことは何?」と問われ、再びマンガ家を目指し、22歳で白泉社新人漫画賞新人賞を受賞、別冊「花とゆめ」でデビューし夢をかなえました。
いまではマンガスクール中野などの講師をしたり、アーティストの発表と交流の場を広げるNPO法人を設立したりと活動の幅を広げています。
アニメやゲーム、映画、舞台、イベントなどの多くがマンガを原作にしていること。日本のマンガは世界中で人気になっていて日本文化に興味を持ってもらう入り口になっていること。世界中でマンガをテーマにしたイベントが開かれていることなどを紹介し、「マンガ家は世界的なアーティストで世界中の人を幸せにできる仕事」とその魅力を熱く語りました。
「マンガを描くノウハウを身につけることで『表現者の卵』になれる」とすぎやま先生は言います。表現者のアーティストやアニメーター、映画監督などエンターテインメントの仕事をしている人は子ども時代にマンガを描いていた人が多いそうです。
表現者の心得7カ条も伝授してくれました。
1.「今を生きる」遊びや学び、お手伝いなど、今できることを精一杯、前向きに取り組む。
2.「美しいものに触れる」映画や演劇、読書、音楽など芸術を「生」で見る。
3.「好奇心を持ち探究する」面白そう、もっと知りたいと感じたら、とことん深掘りする。
4.「キモチをカタチに」喜びや驚き、悲しみ、怒りなどの強いキモチを作品にする。
5.「他人を気にしない」みんなちがうのがあたりまえ。
6.「あきらめない」本当にやりたいことをあきらめない人は必ず何かをなしとげる。
7.「夢を持つ」表現者は夢をカタチにするのが仕事。みんなの夢は何ですか?
「タチキリや見開きカットなど見やすく躍動感のあるコマ割りのコツは?」との質問には、「写真のカメラアングルを参考にするといいですよ」とアドバイスしました。
アニメ「鬼滅の刃」の大ファンだというすぎやま先生。「私にとっての刀(武器)はペン。ペンは絵や言葉、アイデアなどを生み出し、影響を与える人の数も多いですよね。みなさんも自分の武器となる『得意なコト』から仕事を考えてみてください」と話しました。
この冬もオンラインでいろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてほしいですね。
テレビ東京さんの会社見学を行いました
- 投稿日:
- 2021年08月30日(月)
- カテゴリー:
- サポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、2年生と3年生を対象に、テレビ東京さんの会社見学をオンラインで行いました!
テレビ東京さんは首都圏に住んでいる人にはおなじみだと思いますが、名古屋ではテレビ愛知がネットワーク局です。
代表的な番組としては
「ワールドビジネスサテライト」や「ガイアの夜明け」などのニュースや経済番組、
「充電させてもらえませんか?」「ゴッドタン」「あちこちオードリー」「YOUは何しに日本へ?」などのバラエティ番組、
「きのう何食べた?」「孤独のグルメ」などのドラマ、
高校生のみんなだったら、「おはスタ」や「ポケットモンスター」などを子どもの時に見ていた人もいるのではないでしょうか。
見学会では、
・テレビ東京の社内ツアー
・テレビ局の仕事
・島田弘久アナウンサー「緊張しないで話すコツ」
についてお話を伺いました。
「テレビ東京の社内ツアー」では、スタジオや楽屋など、テレビでもよく見るような場所から、調整室や小道具が置かれている倉庫や社員食堂など、ふだんはなかなか見られない場所を見ることができました。
「テレビ局の仕事」では、テレビ番組を作る際には、画面に映っている出演者だけでなく、裏側でたくさんのプロフェッショナルが働いているということがわかりました。番組制作に直接関わる人たちだけでなく、総務や人事など、会社として成り立つために働いていることがわかりました(これは、どんな会社でも同じですね)。
オリンピックなどスポーツ中継の現場でバリバリ活躍している島田弘久アナウンサーから「緊張しないで話すコツ」を2つ教えてもらいました。
「4-7-8呼吸法」と「腹式16呼吸」です。
最近流行ったアニメみたいな名前ですが、トップアスリートや安倍前首相も取り入れていた方法だそうです。やり方は多少違いますが、基本的には決まったリズムで呼吸をすることにより、脳内にセトロニンというポジティブな物質を増やす方法です。テストや面接の前などに取り入れるといいですね。
島田アナは、小さい頃からスポーツが好きで、特にスキーが好きだったことが、オリンピックの実況役に抜擢された理由だったとのこと。自分の中の興味や関心など、小さなことでも大切にしてほしいというお話が印象的でした。
夏休み期間中には、オンラインでいろいろな企業の仕事場見学を実施してきました。いろいろな会社や職種があるということがちょっとだけわかったと思いますので、自分の将来について考えるきっかけにしてほしいですね。
リサイクル・プラザJBさんの工場見学を行いました
- 投稿日:
- 2021年08月20日(金)
- カテゴリー:
- サポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、埼玉県さいたま市にあるカンやびん、ペットボトルをリサイクルする中間処理工場「リサイクル・プラザJB」さんの工場をライブ中継をまじえて見学しました。
この工場は、全国で自動販売機21万台と5万台の給茶機などの運用サービスをしているジャパンビバレッジさんが2003年に作りました。
東京、埼玉、千葉の自動販売機にあるリサイクルボックスから回収したカン、びん、ペットボトルがビニール袋に入れられ、この時期は1日に23トン運ばれてきます。回収された袋が原料ストックヤードで山のようになっていました。
はじめにビニール袋を破る機械で取り出されたカン、びん、ペットボトルが流れるラインでは4人のスタッフが手作業で不純物(カン・びん・ペットボトル以外のもの)を取り除いていました。コンビニの袋やプラスチックのカップ、紙コップ、紙パックなどが映し出されました。スプレー缶が混ざっていることもあるそうです。
カン、びん、ペットボトルは磁石と風の力で仕分けされ、専用レーンを流れていきます。
アルミ缶とスチール缶は金属加熱炉で800℃の熱風で加熱されたあと砕かれて、アルミと鉄のつぶ(ペレット)になります。手に取って見せてもらいましたが、アルミペレットの方が白っぽい色をしていました。ペレットは金属加工会社が買い取り、別の金属製品の原料になります。
ペットボトルはつぶされてペール品というかたまりになりました。かたまり1個が20kg。500mlのボトル700本分だそうです。このペール品は協栄産業さんが引き取り、ラベルとキャップが分離されて、高温・真空処理することでペットボトルになるプリフォームという製品に生まれ変わります。
リサイクル・プラザJBさんからつぎのお願いがありました。
■リサイクルボックスはゴミ箱ではないので、カン、びん、ペットボトル以外は入れない。
■カン、びん、ペットボトルは空にしてからリサイクルボックスに入れる。
■再生できなくなるので、空容器を灰皿代わりにしたり、異物を入れたりしない。
「分ければ資源、混ぜればゴミ」。
一人ひとりの意識と行動がリサイクルの入り口になっていることを学ぶことができました。