声優のお仕事ってどんな仕事?〜職業体験の授業を行いました
- 投稿日:
- 2022年02月21日(月)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、職業体験授業のひとつとして、声優の小清水亜美さんにオンラインでお話を伺いしました!
小清水亜美さんは、実は中央高等学院の卒業生。
在学中の2003年に、「明日のナージャ」の主役「ナージャ・アップルフィールド」役のオーディションに合格したことかきっかけで声優デビューしています。
小清水さんは12歳の頃から劇団に入り子役として活動していました。そのため、高校は芸能活動と両立しやすい通信制高校を進学先に選びました。
高校時代はすごく楽しく、その頃の友だちとは今でも定期的に会ったりと、仲が良いそうです。
声優のお仕事というと、アニメ声優を浮かべがちですが、それ以外にも
・外国映画・ドラマの吹き替え
・ゲームのキャラクターの吹き替え
・ナレーション
・司会
・ラジオパーソナリティ
など、仕事は多岐にわたるとのこと。
最近だと歌手として活動する人もいますね。
小清水さんは元々は劇団に所属し女優さんを目指していましたが、中学生になってすごく背が伸びてしまい(小清水さんの身長は169cm)、子役のオーディションに受からなくなってしまったことがきっかけで、声優を目指すようになりました。
声優という仕事を教えてくれた先輩は、「声優は、身長や見た目に左右されない、幅広い役を演じられ仕事」と教えてくれたそうです。
「人間(のような姿かたちの生き物も含む)、だけでなく動物でも体の小さな妖精でも演じられのが、声優の仕事の面白いところ」だと小清水さんはいいます。
高校生の時に主役で声優デビューし、その後も「コード・ギアス」の紅月カレン、「エウレカセブン」のアネモネ、「狼と香辛料」のホロ、「美少女戦士セーラームーンCrystal」の木野まことなど、大役を演じてきている小清水さんですが、声優の世界は、どんなベテランになっても、役を勝ち取るためには今でもオーディションを受け続けねばならない世界とのこと(厳しい…)。
また、台本は収録の前日などギリギリに届くことが多く、そういった場合は寝ずに台本をチェックして、収録に備えることもあるそうです。
声優さんは、顔が見えにくい分「裏方」のイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近ではコンサートをやったり、バラエティに出演したり(メイン司会をする人もいます)、華やかな部分がクローズアップされていますが、やはり長らく現役であり続けるためには、たくさんの苦労も多い仕事だということがわかりました。
中央高等学院ではオンラインで企業の仕事場見学や、プロとして活躍している方からお話を聞ける授業を実施しています。いろいろな会社や職種があるということがちょっとだけわかったと思いますので、自分の将来について考えるきっかけにして欲しいですね。
ドローン操縦士ってどんな仕事?〜職業体験の授業を行いました
- 投稿日:
- 2022年02月09日(水)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、2年生と3年生を対象に、職業体験授業のひとつとして、ドローン操縦士の方にオンラインでお話を伺いしました!
お話を伺ったのは、DS東京立川校ドローンスクールのインストラクターの方。
このDS東京立川校ドローンスクールは、その名の通り、ドローン操縦士を目指す人のためのスクールです。
ドローンは、今ではスマホでも操縦できるものもあり、手軽に手に入れて扱うことはできますが、実は飛行に許可が必要だったり、絶対に飛ばしてはならない場所が存在したりします(無断で飛ばすと逮捕されるケースもあります)。
そのため、ドローン操縦士として知っておくべき法律や規制も学び、操縦士としての資格を取得しておいた方が職業としては成り立ちやすくなります。
このDS東京立川校ドローンスクールでは、国土交通省認定資格であるドローン操縦士ライセンスを取得することができます。また、スクールの運営だけでなく、さまざまな企業や団体からの依頼で、ドローンを飛ばす仕事も請け負っています。
まず最初に、ドローン業界の現状や将来性について説明がありました。
歴史的な建造物や綺麗な景色を空から撮影した写真や空撮映像は、テレビや映画、CMなどではおなじみかと思います。
しかし、現在では、建設現場や農業、災害現場などでもドローンは活躍しているそうです。
例えば建築現場では、高層ビルや橋梁、大きな工場など、人が行くのが難しい場所にドローンを飛ばし、建物の亀裂や破損の状況を点検したりするのにドローンが使われています。
また、農業では、ドローンに農薬を積んで空から散布することで、大幅な業務効率化につながっています。
DS東京立川校ドローンスクールでも実際にこういった業務をおこなっているとのことです。
このようにドローンを使った仕事はどんどん増えており、ドローン業界はいわゆる「成長産業」の一つに数えられている、というお話を伺いました。
授業の最後に、インストラクターの方がドローンを華麗に飛ばしている動画を見せてもらいました。
建物の中で、何人もの人が行き交うオフィスの中をスイスイとドローンを飛ばすテクニックはさすが
の一言でした。
中央高等学院ではオンラインで企業の仕事場見学や、プロとして活躍している方からお話を聞ける授業を実施してきました。いろいろな会社や職種があるということがちょっとだけわかったと思いますので、自分の将来について考えるきっかけにして欲しいですね。
アニメーターってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月24日(金)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、渋谷原宿校にて「アニメーター」のお仕事について知る職業体験授業をオンラインで行いました。
お話を聞いたのはアニメ制作会社「サンライズ」のスタッフの皆さん。
サンライズは「機動戦士ガンダム」シリーズや、「ラブライブ!」などを手がけている老舗の会社です。
「アニメーター」と書きましたが、厳密にいうとサンライズはアニメーター=アニメーション(動画)を描く人がいっぱいいる会社ではなく、アニメ作品をプロデュースする会社です。
今回、授業に協力してくれたスタッフの方々も、美大やアニメ系の専門学校で学んできたという訳ではなく、一般的な大学を出て、アニメ会社って面白そうだな、と思って普通に就職活動をして入社・転職されたとのことです。
授業の前半では、アニメーションができるまでの製作過程についてお話を伺いました。
アニメーション作品には、
プロデューサー・制作デスク・制作進行・監督・脚本家・作画(原画・動画)・撮影・編集・声優など、さまざまな役割の人が関わります。作品が出来上がれば、宣伝やマーケティングといった役割の人も必要です。
これは、実写映画やゲームなども同じですね。
いろいろな専門スキルを持った人が協力してひとつの作品を作り上げていきます。
「アニメが好きで仕事にしたいけど、絵が描けないから無理だ」と思っている人も、別の役割でアニメ制作に関わるチャンスはあるかもしれません。
授業の後半では、スタッフの方が用意してくれたアニメ制作体験キットを使って、有名なアニメ作品のトレース体験をしました!!
体験とはいえ、作画のレイアウト用紙や鉛筆は実際にアニメーターさんが使っているものと同じもの、消しゴムはサンライズのロゴ入りの特注品です。
(みんな、使わずに持って帰っていたのはここだけの秘密です)
参加した全員が、めちゃ集中して取り組んでいました!!
中央高等学院では、いろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてくださいね。
ネイリストってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月16日(木)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、1年生から3年生を対象に、「ネイリスト」のお仕事について知る職業体験授業ををオンラインで行いました。
お話を聞いたのは現役のネイリスト兼ヘアメークアーティストであり、中央アートアカデミー高等部のネイル&ビューティーコースの講師でもある「木下美穂里先生」です。
先生はまず最初に、「ネイリスト」としての技術を身につければ、いろんな仕事ができるようになる、と話されました。
確かに「ネイリスト」と聞くと一般的には街のネイルサロンなどで施術を行う人、というイメージです。
しかし、それ以外にも、広告やドラマ、ファッションショーなどいろいろな場所で活躍の機会はあるとのこと。
現に、美穂里先生は、上記のような仕事の他にも、ネイルにストーンを施す技術を活かしてお箸やバイクなどにデコレーションしたり、化粧品のプロデュースなどのお仕事もされています。広告などのお仕事の場合は、ネイル以外にもヘアメークや衣装などのイメージも一緒に提案する、トータルビューティーアドバイザーとして活躍されています。
ネイルだけでなく、美容関連の仕事全般に視野を広げていけば、化粧品メーカーの会社に就職する、という選択肢もあります。会社に就職すれば、メークのアドバイザーなどの業務以外にも、商品開発や企画、PR、マーケティングなどいろいろな役割があります。
大事なのは「技術を身につけた人は強い」ということだと、美穂里先生は話します。
現に、日本のネイルの技術は世界的に評価が高く、レディー・ガガのネイルを担当しているのも美穂里先生の学校の卒業生とのことです。
美穂里先生は、技術はもちろん、「人との出会いも大切にしてほしい」とも話されました。
好きなことを仕事にしても、辛いことは必ずあります。それでも、行動を続け人と出会い、周りの大人をうざいと思わず、たくさん影響を受けて欲しい、と話されました。
美穂里先生もそうしてきて良かったと感じているし、美穂里先生の周りにいる夢を叶えた人たちも充実して仕事している方が多いそうです。
「好きなことを仕事にできる人はごくわずかだから、夢を持つのはムダ」
「そもそも好きなことが見つからない」
高校生のみんなと話していると、そういう声も少なくありません。
でも、美穂里先生のように夢を叶えた人のお話をきくと、やはりワクワクします。
高校生のみんなも、美穂里先生のポジティブなエネルギーを少しずつでももらってほしいと思いました。
中央高等学院では、いろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてくださいね。
マンガ家ってどんな仕事?〜職業紹介の授業を行いました
- 投稿日:
- 2021年12月10日(金)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
先日、1年生から3年生を対象に、職業紹介の授業を行いました。この時紹介した職業は「マンガ家」。
お話を聞いたのは、現役のマンガ家でもあり、中央アートアカデミー高等部のマンガ・イラストコースの講師でもある「すぎやまゆうこ先生」です。
すぎやま先生は14歳のときに「マンガ家になる」という決意をして美術の高校と大学で、ありとあらゆる美術の技法を勉強したそうです。それでも周りには絵が上手な人がたくさんいたため夢をあきらめかけました。出版社の就職面接で「あなたの本当にやりたいことは何?」と問われ、再びマンガ家を目指し、22歳で白泉社新人漫画賞新人賞を受賞、別冊「花とゆめ」でデビューし夢をかなえました。
いまではマンガスクール中野などの講師をしたり、アーティストの発表と交流の場を広げるNPO法人を設立したりと活動の幅を広げています。
アニメやゲーム、映画、舞台、イベントなどの多くがマンガを原作にしていること。日本のマンガは世界中で人気になっていて日本文化に興味を持ってもらう入り口になっていること。世界中でマンガをテーマにしたイベントが開かれていることなどを紹介し、「マンガ家は世界的なアーティストで世界中の人を幸せにできる仕事」とその魅力を熱く語りました。
「マンガを描くノウハウを身につけることで『表現者の卵』になれる」とすぎやま先生は言います。表現者のアーティストやアニメーター、映画監督などエンターテインメントの仕事をしている人は子ども時代にマンガを描いていた人が多いそうです。
表現者の心得7カ条も伝授してくれました。
1.「今を生きる」遊びや学び、お手伝いなど、今できることを精一杯、前向きに取り組む。
2.「美しいものに触れる」映画や演劇、読書、音楽など芸術を「生」で見る。
3.「好奇心を持ち探究する」面白そう、もっと知りたいと感じたら、とことん深掘りする。
4.「キモチをカタチに」喜びや驚き、悲しみ、怒りなどの強いキモチを作品にする。
5.「他人を気にしない」みんなちがうのがあたりまえ。
6.「あきらめない」本当にやりたいことをあきらめない人は必ず何かをなしとげる。
7.「夢を持つ」表現者は夢をカタチにするのが仕事。みんなの夢は何ですか?
「タチキリや見開きカットなど見やすく躍動感のあるコマ割りのコツは?」との質問には、「写真のカメラアングルを参考にするといいですよ」とアドバイスしました。
アニメ「鬼滅の刃」の大ファンだというすぎやま先生。「私にとっての刀(武器)はペン。ペンは絵や言葉、アイデアなどを生み出し、影響を与える人の数も多いですよね。みなさんも自分の武器となる『得意なコト』から仕事を考えてみてください」と話しました。
この冬もオンラインでいろいろな職業紹介や仕事場見学を実施しています。自分の進路について考えるきっかけにしてほしいですね。
ライフサポートコースのzoom授業がスタート
- 投稿日:
- 2020年10月22日(木)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
こんにちは、中央高等学院です。
ライフサポートコースの後期授業がスタートしまし、
今週、1年生と2年生向けのガイダンスを行いました。
コロナ禍による特別編成ということで、全校舎いっせいにzoomでのガイダンスを実施しました。
1年生は100名以上の生徒・保護者の方が参加してくれて壮観でした!!
今後の実際の授業も今期はzoomで行っていきます。
ライフサポートコースの授業は、いわゆる、教科書で学ぶ勉強とはちょっと違いますが、
悩んだり、何か行き詰まりを感じたりした時に
授業の中で聞いた話を、ふと思い出してくれるといいかなー、
と感じられるようなことをみんなで学んでいきます。
ガイダンスの様子は後日、参加できなかった人のために動画でアップする予定です。
ガイダンスに参加できなかった人も、授業からでもOKなのでどんどん参加してください。
卒業生にインタビュー(動画)!!・その2
- 投稿日:
- 2020年07月22日(水)
- カテゴリー:
- インフォメーション
こんにちは、中央高等学院です。
高校1年生の4月から入学し、現在はアパレルブランドのショップスタッフとして働く卒業生にインタビューした動画を公開しました!!
ライフサポートコースで学んだことが、今、どう生きているのか。
進路に悩む人にぜひ見て欲しいインタビューです!!
文章で読みたい方はこちら
ライフサポートコース講演会 第3回 ~不登校・ひきこもりを考える~
- 投稿日:
- 2013年03月04日(月)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
2月23日(土)13:00からライフサポートコース講演会がありました。
今回のテーマは「中央高等学院の実例と意見交換会」です。
この講演会の開催も今回で早くも3回目。
中には連続してご参加下さっている親御さんがいらっしゃることも手伝って、
少しずつ和やかな雰囲気でのスタートになってきています。
今回の講演会の内容は・・・
前半は、「中央高等学院の実例」についてのお話。
たくさんの卒業生を見送った野沢先生が今まで直接関わってきた中で、
不登校だった生徒がどういった進路に進んでいったのか、
またどうやってひきこもり状態から脱出したのか、などをお話しました。
女子・男子、就職した人・大学へ進学した人、ひきこもりの度合い
…様々なケースを紹介する中で、ご自身のお子様の様子と比較しながら
聴いて下さっているようでした。
後半は「意見交換会」タイム。
第一回目の開催終了時から「もっとお話する機会が欲しい!」
という声を多数頂いていたので、是非たくさん交流して頂こう!
という時間です。
堅苦しいものではなくざっくばらんにご自分のお話をしたり、
似たような気持ちでいらっしゃるはずの方と情報を共有したりする
というものだったのですが、これがまた予想以上の大盛り上がり!
ストップウォッチで計った予定時間から、延長に延長を重ねる嬉しい事態となりました。
更に終了後2時間ほど、開放された教室でお話に花が咲いていました。
不登校やひきこもりに関する知識を得ることももちろんですが、
やはり同じ状況の方と抱えているものを吐き出すお話ができたり、
良い意味で他の人と比べたりすることでほっとできることは、
ものすごく意味があるのではないかと感じました。
次回の講演会は来年度行います。
3月で卒業してしまう生徒さんの親御さんも引き続きご参加いただけますので、
どうぞまたお越し下さい。
ライフサポートコース講演会 第2回 ~不登校・ひきこもりを考える~
- 投稿日:
- 2013年01月29日(火)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
1月26日(土)13時からライフサポートコース講演会がありました。
今回のテーマは 「発達障害と進路」 です。
就労移行支援事業所 SAKURA新宿センターのスタッフを
講師に招いて講演していただきました。
ホームページ はコチラ→ http://socat.jp/sakurashinjuku/
みなさんは 「就労移行支援事業所」 というものをご存知でしょうか??
→ 下記参照※
講演会の内容は・・・
☆発達障害、精神疾患についての説明から発達障害、精神疾患のある方が
SAKURA新宿センターの利用に至るまでの経緯と実際に受けられる支援の内容の実例をあげた説明
→ 前回のアンケートで実例を取り上げて欲しいというご意見が多かったので
今回の講演では実例をあげてご説明いただきました。
☆障害者自立支援法、障害者雇用率制度について
☆各相談機関の紹介
☆オープン就労とクローズ就労について
オープン就労とは
→障害者手帳を取得していることを開示して就職する
クローズ就労とは
→障害者手帳を取得していることを開示せずに就職する
診断を受けていても障害者手帳を取得せずに就職することも
広義的には入りますね
→オープン就労とクローズ就労とでは支援が大きく異なります。
参加者のアンケートにも
「様々な支援機関があることがわかり考える幅が広がった」
といった内容が多数ありました。
次回の講演会2月23日(土)は 「中央高等学院での実例と意見交換会」を実施します。
※「就労移行支援事業所」とは
一般企業などへの就労を希望する障害のある方が、
就労に必要な知識や能力の 向上のために訓練を行う機関。
企業採用後、定着支援とアフターフォローも行う。
ライフサポートコース講演会第1回 ~不登校・ひきこもりを考える~
- 投稿日:
- 2012年12月20日(木)
- カテゴリー:
- ライフサポートコース
みさなんこんにちは、トータルビューティコース担任の濱崎です。
12月15日(土)13時から渋谷原宿校でライフサポートコース講演会がありました。
今回のテーマは「不登校・ひきこもりを考える」です。
当日は、冷たい雨が降る中で出席者は20名以上となりました。
講演会は、前半と後半で大きく二つに分けて行いました。
前半は、ひきもり支援相談士・地区統括代表会員の野沢先生による講演会。
内容は、ひきこもりの経験がない人には理解しにくい、「不登校・ひきこもりの心理」や、
周囲から理解されにくい「発達障害、精神疾患」、への家族の関わり方など
内容は多岐に亘って行われました。
不登校やひきこもりといった問題に直面した時、その解決を学校に通えるようにすることにしがちです。
しかしそれでは、表面的な解決にしかなりえません。
もっと根本的に解決するためには、不登校やひきこもりの子供たちを受け止める側が、
様々な見方ができるようになる必要があると思います。
そのサポート的なきっかけづくりになればと、今回の講演が実施されました。
後半は、出席された保護者の方同士での交流に重点を置きました。
3人くらいで1グループになって、悩みを共有することを目的に行いました。
初めは、初対面ということもあり、戸惑っていた方が多かったのですが・・
一旦話し始めると、時間があっという間に過ぎていきました。
その証拠に、最後に書いて頂いたアンケート用紙にも、「話す時間がもうちょっと欲しかった」というご意見を、多数頂きました。
1人で抱えていた悩みを聞いて共感してもらえたことで、後半の空気はガラッと軽くなったように感じました。
最後に、希望者の方を対象に「親の会の立ち上げを提案しました。
今回の講演会をきっかけに、ほとんどの方にご賛同頂きました。
今後もこのつながりを大切にして、定期的に情報交換や悩みを共有する場にできたらとの思いでいます。
少しでも、皆様のお役に立てたら幸いです。
次回の講演会は1月26日(土)「発達障害と就労」をテーマに実施します。