保護者インタビュー
久保田 知子さん
TOMOKO KUBOTA
コース 通信制高校サポートコース
中央高等学院に入学したきっかけを教えてください。
娘は起立性低血圧で朝起きられなくて、中学の頃から不登校気味でした。全日制の高校に入学はしたものの、午前中の授業にどうしても行けなくて単位が足りなくなり、どうしようかと話をしていたら娘が自分でこちらの学校を探して、高1の秋に転校しました。 いろいろな学校に問い合わせをしたらしいんですけど、この学校の対応がいちばん丁寧でわかりやすかったと。ここは授業開始時間が10時で遅めなので、娘も通いやすいんじゃないかと思いまして。
中央高等学院に転校して、娘さんにどんな変化がありましたか?
前の学校の時も最初は気合い入れて登校しようとするんですけど、疲れてくると通えなくなってしまって。こちらの学校に転校してからは、最初の頑張りがずっと続いて登校できていて、むしろ楽しんで登校していたようなので、こちらとしては安心してお任せできました。
毎日登校できるようになりましたか?
体調のことがありますから毎日ではないんですけと、「学校に行きたい」という気持ちはこちらにも伝わってきてました。体調がちょっと悪くても、ちょっと遅刻してでも行こうとしたり、登校に意欲的な感じが伝わってきました。
学校や友だちの話をどんな風に話していましたか?
いちばん仲良くなった友だちが、毎日通学するような子で、その子から良い影響も受けていたようです。この学校は、学校に通える子も通えない子も、いろいろなタイプの子どもがいるので、いろいろな立場や気持ちで見ることができたのが良かったみたいですね。 うちの娘のようにやる気はあるのに登校できないタイプには、全日制の高校のように目指しているものが全員同じだと逆に「取り残された感」が強くなってしまうみたいで。この学校はいろいろなタイプの生徒がいるので、ラクな気持ちでいられるんだと思います。 授業後も残って勉強したり、放課後友だちと遊びに行ったりとか、学校生活を楽しんでるのが伝わって来ました。
卒業後の進路はどうされましたか?
推薦で愛知淑徳大学に合格しました。またちょっと通学に不安を感じることがあったみたいなんですけど、先日またこちらに伺って、先生とお話をしたらまた意欲を取り戻したみたいで。時間がある時は、たまには高校に顔を出したらいいんじゃないの、という話は家族でしています。 大学は観光系の学科なので、中国語や韓国後も学んでみたいという気持ちもあるようです。
周囲に、お子さんが不登校で悩んでいる保護者の方がいらしたらどんな話をしますか?
最近は以前より子どもが不登校で…という話をよく聞くようになりました。いろんな学校がありますけど、この学校は生徒の一つ一つの事情や気持ちを拾い上げてくれるので、そういうところがうちの娘には合っていたと思います。 全日制ですと、勉強も何もかも全員で一斉にスタート、という感じなので、一度こぼれてしまうともう一度はい上がっていくのが難しい印象があります。この学校は一人ひとりを満遍なく引き上げてくれるのでオススメしたいと思います。