先生全員紹介

忘れられない生徒との思い出

校舎
渋谷原宿校
結果がすべてではない。

一昨年まで原宿校で受け持っていたS子ちゃんのことを書きたいと思います。


S子ちゃんは2年生から中央高等学院に転校してきました。人と接するのが苦手で、おしゃべりもあまりしない生徒でした。勉強もとても苦手だったため、授業ではなく毎週金曜日に個別でレポートを一緒にやるという指導を行ないました。中でも苦労したのは、スクーリングをお休みした場合にやってもらう、補充スクーリングという課題です。教科書を何ページも書き写すという課題をこなすことは、字を書くことが人の何倍も苦手なS子ちゃんにとってはとても大変なことでした。通うペースは週に1度ではありましたが、しっかりと通い続けてくれたので、段々とコミュニケーションが取れるようになってきました。


やがて、3年生になる頃にはレポートをきちんと家でこなせるようになり、将来のことも考えるようになってきました。そんなある日、S子ちゃんが就職したいと打ち明けてくれました。ただ、人と接するのが苦手なので、人と接することが少ない仕事がいいと言うのです。その日からS子ちゃんの就職へ向けての指導が始まりました。


まず、漢字の練習です。もともと苦手な漢字ですが、何度も何度も書き取りをしました。また、いつも金曜に登校したとき、先生から挨拶されても何も言わなかったS子ちゃんに、きちんと人の目を見て挨拶をするように指導しました。さらに、遅刻が多かったので、時間を守ることの大切さを教え、遅れる際は必ず連絡するようにさせました。
そして、就職に向けて、二人でハローワークに行き、S子ちゃんの適性にあった仕事(清掃会社)を見つけてもらいました。


いよいよ面接の日がやってきました。この日を迎えるまでに、今まで伸ばしっぱなしだった髪を整え、いつものトレーナーを制服に着替え、毎日面接練習に明け暮れました。
けれども、結果は不採用でした。会社の方から連絡を頂き、S子ちゃんが待ち合わせの時間よりとても早く来ていたことを理由に断られてしまいました。それでも、本人がどうしても就職したいという意思は変わらなかったので、再び就職に向けての猛特訓が始まりました。そうしているうちに、すぐに2社目の会社見学の日を迎えました。何度も行き方を確認したにもかかわらず、S子ちゃんは待ち合わせの時間に会社へ行くことが出来ませんでした。


結果は就職に結びつかなかったかもしれませんが、就職に向けてのS子ちゃんの頑張りは私の予想以上でした。今までのS子ちゃんであったならば「イヤ」と言うようなことでも、就職に向けて大切なことだと説明すると、俄然やる気を見せて取り組んでくれました。


日々、私たちは何か結果を出すことばかりに目を奪われがちですが、たとえ結果が出なかったとしても、目標を達成するために気持ちを傾けて努力することの大切さをS子ちゃんは教えてくれました。あの当時はまだ出来ないことが多かったかもしれないけれど、何かに向けて懸命に取り組むことを覚えたS子ちゃんは、今頃きっと何かを始めて頑張ってくれていることと思います。

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