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忘れられない生徒との思い出

校舎
池袋校
がんばることの大切さと辛さ

「大学に行きたいから、先生、英語を教えてほしい」
4月の放課後、1人の生徒が言ってきた。茶髪で派手なネイル。見かけからは本気かどうかちょっとわからない感じである。正直「どうせすぐ諦めるだろう」と思いながら高校受験の英語問題をまず解かせてみた。
結果は惨憺たるもので、本人も愕然としていた。大学を受験しようとしているのに高校受験の問題でつまずいている。落ち込みと焦りとあきらめの色が一瞬にして彼女を取り巻いた。本来ならそこで「頑張ればできる。いまなら間に合うよ」と励ますのだろうが、私は逆だった。「それで折れるようならやめてもいいよ。それぐらいあなたが希望しているところは難しくて、そして受験ってそれくらい大変なんだから。」見かけによらず負けず嫌いの彼女はその言葉に反抗するように「やる!絶対やる!」と言い切ったのだ。


私はその言葉を信じ、また彼女はその言葉通り、全ての授業が終わると同時に私の元を訪れる毎日が続いた。出した問題をすべてこなし、暗記しなくてはいけない熟語・構文・単語を飲み込むように覚えてくる。あまりの出来なさに泣くときもあった。彼女も私も一生懸命だった。そうやって蓄積されていった英語力は彼女の何よりの武器となり、そして自信へと繋がっていった。


日を追う毎にどんどん顔つきが変わり、いつの間にか派手なネイルも茶髪も封印され、合格するために必死になってもがく彼女。「もっとできるようになりたい。もっと勉強する時間が欲しい。もうちょっと真面目にやっておくんだった。」そんなセリフを聞く度に4月当初に出会った頃を思い出し、ここまでの成長を遂げた彼女を誇らしく思った。
と同時に、これまでの努力を無駄にさせてはいけない、結果が出せるようにしなくてはいけない。生徒のプレッシャー以上に私にもプレッシャーがのしかかってきた。英文の難易度をあげ、問題の種類も多岐にわたってチャレンジさせた。情けない話だが、自分のこと以上に願掛けもした。


そして、2月。彼女は希望校に見事合格。あのはち切れんばかりの喜びの声を聞いた時、うれしさと同時に安堵感も湧いてきたのだった。「合格したよ!ここまで引っ張ってくれてありがとう。」その一言がこの1年の彼女と私のすべてのような気がした。


私は、頑張ることで得られるものがあること、一生懸命に取り組むことの大変さとすばらしさを、彼女を通して改めて知ることが出来た。一緒に悩み、そして励ましながら過ごしたこの1年は、私にとってもかけがえのない時間であり大切な思い出となった。
人を「教え育てる」この場所は、この話の生徒のように決して成功ばかりではない。職員である私も含めて全員が失敗したり立ち止まったりしながら日々模索している。しかし、だからこそ、こうしたやり取りが人を大きく成長させ、また何物にも代え難い宝となっているのだと思う。「なんでも一生懸命だね」それが最高の誉め言葉となるよう日々努力していきたい。

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