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忘れられない生徒との思い出

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吉祥寺本校
シベリアに抑留された84歳のUさん

84歳Uさんとは高卒認定コースの授業で出会いました。しかも生徒として。Uさんの第一印象は「まだまだ現役だな~」と思いました。


ある科目の授業で、戦後間もない日本について教えることがありました。私はUさんに「Uさん!この若い連中に、終戦直後の様子(経験論)を話してください。」と呼びかけたところ、困った顔をされ「先生、私はわからないのです」と予想外の返答がきました。
「でも、Uさんは終戦をご存じですよね。事情があって、お話をしたくないことがあったならば申し訳ありませんでした。」と私が返したところ「私は、日本にいなかったんです」とまたもや予想外の返答でした。「もしかしてシベリアですか?」と尋ねると、首を縦にお振りになりましたので、「よくぞご無事で!」と、私は思わず、大きな声で言ってしまいました。


授業終了後、Uさんに「大変な思いをされたのですね」と言うと、Uさんは笑いながら、その事には触れず「先生はお酒の方は?」と質問されるので、「人並みには」と答えると「先生は銀座とか行きますか?」と続けて質問されたので、「前の職場が数寄屋橋にあったので、その時は上司とたまに行きました」と答えました。するとUさんは大きな声で「先生、今度一緒に行きましょう!」と私を誘惑されたのを今でも覚えています。
その後も何度かお誘いがありましたが、やはり立場上、生徒個人と一緒に銀座に行くことはできませんでした。しかし、Uさんは一度も、シベリアについては語ってくれませんでした・・・。


Uさんは、高卒認定の科目合格と科目履修で無事に高卒認定に合格し、自宅から近い、K大学合格に向けて受験勉強をがんばっていましたが、残念なことに年齢が理由で、不合格になってしまいました。しかし、勉強したいという意志は強く、通信制の大学に入学し、おそらく現在も現役でがんばっていることと思います。


50歳の声が聞こえ、体力、記憶力が著しく低下し始めた私には、本当に、人間は何歳になっても勉強はできるし、チャレンジができるんだと、また「あきらめない」気持ちが大切だと教わりました。このことを生徒にも伝えていきたいと思います。

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