先輩からのメッセージ
先輩からのメッセージ
コース 大学入試コース
中学のとき、私は部活の仲間からいじめにあい、最初は部活を休むだけだったのですが、そのうちクラスの仲間との関係も悪くなって、二年生の終わりから不登校になりました。学校の話をしただけで吐きそうになるくらい、学校も人も怖くなってしまったんです。 家に引きこもっている間、「どうにか高校で持ち直して大学に入ろう」と思い、自分が通えそうな学校を探しました。それで、中三の夏休みに合同学校説明会に行って、中央高等学院に興味を持ちました。
通信制の学校というと、家でレポートを書いて提出するだけというイメージがあったのですが、この学校は制服もあって、登校して授業に出席するというスタイルだったので、対人関係を克服できるのではないかと思いました。また、一年生は学校に慣れることに重点を置き、二年生から本格的に勉強に打ち込むというスタイルも自分に合っていると思いました。
中央高等学院に入学してからは、友達に会いたくて、毎日登校しています。この学校には私と同じアニメ好きな人がたくさんいるので、さらに友達が増えましたし、アニメ部の活動もとても楽しいです。 中学で不登校だったときの勉強の遅れも、授業後のレベル別授業や、二年生に進級する前の春休みに行うプレ講座で取り戻すこともできました。やっぱり勉強が分かるようになると嬉しいし、その嬉しさを味わいたくて授業にも身が入ります。これからもっと頑張って、巻き返したいです。
私は中央高等学院に入って、人を大切に思うようになりました。それは、同じ価値観を持つアニメ部の仲間たちの存在と地元の吹奏楽団や和太鼓の習い事で出会った仲間たち、その両方があったからです。いろいろな人たちと関わることで、「みんな一緒じゃなくていいんだ、いろんな考えがあっていいんだ」と思えるようになり、精神的に成長したのだと思います。
不登校になると、先に進むことも戻ることもできず、止まってしまいます。もし止まってしまった人がいたら、「自分はダメだ」なんて思わずに、何かきっかけを見つけて一歩踏み出してほしい。