先輩からのメッセージ
総合型での不合格を乗り越え、2ヶ月弱で「挑戦校」に合格
中央高等学院に転校したきっかけ、経緯は何ですか。
中2の時に男子に嫌がらせを受けるようになったことがきっかけで対人関係が怖くなってしまいました。高1まで友だちの前では何とか明るく振る舞ってたんですけど、堪え切れなくなって高2に上がる時に転校しました。
他の通信制通信制高校を検討する中で中央高等学院を選んだ理由は。
通信制高校に行きたいと思ったんですけど、人と関わること自体は好きだったんです。だから、ここは通学する機会が多く、少しは人と接することができそうだなると思って中央高等学院を選びました。
転校後はどれくらい登校していましたか。
最初の方はちゃんと毎日行ってたんですけど、途中から行けなくなったりとかまた登校したり。心の状態を考えながら不定期で通ってました。
大学進学について意識し始めたのはいつからですか。
高1の頃から大学には行きたいと思っていました。
最初は一般選抜での受験を考えていましたが、高3になってから先生から薦められて自己推薦で受験することにしました。本格的に準備し始めたのは夏頃ですね。
そこから具体的にどのように準備していきましたか。
もともと社会学部に行きたいと思っていてインターネットでいろいろな大学を調べるうちに同志社大学がいいなぁと思うようになって一人で京都まで大学を見に行きました。
その後は、まず自己推薦での受験の準備をしたのですが、スタートが遅くて準備があまりできずに落ちてしまいました。
その後、学校推薦でも同志社大学を受けましたが、この時も準備ができたつもりでしたが再度不合格でした。
この時点で、一般型選抜まで残り2ヶ月くらいでした。その頃は偏差値も50くらいでもう浪人かなと思っていましたが、まだ諦めたくない、と思って必死に勉強しました。
当時の偏差値で合格できそうな大学に行きたいところが見つからなくて、挑戦校レベルの大学だけ10校ほど受験し、中央大学に合格しました。
短期間でも一般選抜で合格できた理由は何だと思いますか。
実は一般でも同志社大学を受けたかったんですけど、先生にも今から3教科の対策をするのは難しいから2教科にしぼってみないと言われて。それで2教科で受験できる大学や学部に限定して受験して合格できました。
私も知らなかったんですけど、調べてみるといろんな入試方法あるし、受験は情報戦でもあるんだと思いました。
また、私は10校くらい受験しましたが、赤本を買って繰り返し対策したのは中央大学ともう1校だけでした。その結果、対策した大学だけ合格しました。赤本を買って何回も解くというのは大事なんだなと実感しました。
これから大学受験をする後輩へのアドバイスをお願いします。
ありきたりかもしれないですけど「諦めない」ことだと思います。
私も総合型ではうまくいきませんでしたが、そこから集中して勉強して合格できたのは諦めたくないという気持ちが強かったからだと思います。
高1や高2の時は、気持ちが不安定で勉強に集中できませんでしたが、その時もやれることだけでもやろうと思って英検2級を取得したりTOEICの勉強をやったりしてました。今思うとそのおかげで基礎力が身に付いていたんだと思います。勉強や努力にムダになることはないんだなと思います。
できることからやっていけば後に繋がるので絶対諦めないでほしいなと思います。