先輩からのメッセージ
素のままの自分でいられる環境へ
中央高等学院に入ったきっかけは何ですか。
前の学校ではクラス内が荒れていて、毎日喧嘩沙汰があるような状況でした。
「まず誰か1人が行動しないとクラスが変わらない!」と思って私が立ち上がり、一度はクラスのみんなが落ち着いてきたかなと思ったのですが、やっぱりまた同じことが繰り返されてしまって・・・それがきっかけで精神的に辛くなってしまい、学校に行けなくなってしまいました。それで転校先を探し始めました。
中央高等学院に入学を決めた理由は何ですか。
もともとは全日制の高校に転校する予定だったのですが、前の学校で、生徒会や部活など係の役割や責任が大きくて疲れてしまったので、通信制の学校の方が素のままの自分でいられると思いました。
それで、学校に行けなくなってしまった時にいろいろな通信制の学校を調べてこの学校を見つけました。ここは先生方や学校のサポートがすごく整っていていいなと思い、転校することを決めました。
先生からはどんなサポートがありますか。
転校してからは精神的にも落ち着き、登校もできていますが、たまに私が具合悪そうにしていると、先生が声をかけてきて話しを聞いてくれます。
進路のことでも「最近どう?」という感じで相談にのってくれたり、先生達のサポートはとても私の助けになっています。
これまでの学校生活で一番印象に残っていることは何ですか。
スクーリングでメロンの水耕栽培をやったのですが、普段の生活ではできないことなので、とても新鮮な体験でした。
転校したばかりで、まだ学校生活に慣れていないうちにスクーリングがあったので、最初は少し不安でしたが、先生が私より後に転校してきた子を紹介してくれて、一緒にスクーリングに行ってとても仲良くなれました。
この学校に転校してきて、自分自身の変化に気づくことはありますか。
以前は友達に対してあまり心が開けませんでしたが、今は自分から話しかけられるようになり、心を開けるようになり、友達もたくさんできました。友達が休み時間に結構話しかけてくれるのですが、そんな時に「楽しいな」と感じ、毎日の高校生活がとても楽しいです。
将来の夢はありますか。
医療系の大学に進学して、将来はお医者さんになりたいと思っています。私は過去に身近な人が亡くなる経験を多くしてきました。小さい頃からそういうことを見てきたり、最近父の具合がよくないこともあり、自分がお医者さんになって、以前亡くなった身近な人の分まで父を助けられたらと思っています。