先輩からのメッセージ
先輩からのメッセージ
中高一貫校に通っていたんですが、中1の時に親族に不幸があってから体調を崩して、学校を休むことが多くなりました。勉強にもついていけなくなり、このまま高校に進学しても単位が取れないのではないかと思い、外部の高校に行くことを検討し始めました。ただ、体調を崩したまま全日制の高校に行っても状況は変わらないだろうということで通信制の高校を探しました。
中3の12月に通信制高校を3校見学しました。中央高等学院に来た時に、まず先生が自らニコニコと「こんにちは」と声をかけてくれたのが印象的でした。あと、校舎もキレイで雰囲気がすごく好きだなぁと思って、一瞬でこの学校がいいと思いました。
中学生コースには、中3の1月から10回くらい参加しました。
その当時、中学生コースには女子しか参加者がいない、と聞いていたのですぐに友だちができるかなと思っていたんですけど、実際に行ってみると、みんな引っ込み思案というか大人しい感じの子が多くて、「どうしよう、話しかけられない空気だ」というのが初日の印象でした。その後、遊びの時間の中で、みんなで名前を呼び合いながらボールをパスする、というゲームをやって、そこから少しずつお話ができるようになっていきました。
正直、中学生コースの時は、その場で「今日楽しかったね」とか話すくらいでした。
高校に入った初日のお昼の時間に、中学生コースで一緒だった子が全く知らない子と話しているのを見て、勇気を振りしぼって話しかけて、そこからそのメンバーと今もずっと仲良くしています。
共通の趣味で盛り上がったり、共通じゃなくてもお互いの趣味を尊重しあえたりでどんどん仲良くなりました。こういう学校なので、全員が毎日体調がいいわけじゃないし、毎日全員が揃う訳ではないけれど、それでも誰かが休んだ時は、その子のためにノート書いておこうとか、そういうことができて今はすごく楽しいです。
以前の中高一貫校と比べると厳しい校則もなくて、自分がのびのびとした環境にいられのがすごく嬉しいです。バイトも始めたり、自分で考えて行動するということが結構増えたと思います。不登校だった時には想像できないくらい楽しい生活が送れています。
何よりも、勉強でも趣味でも話の合うお互いのことを尊重し合える友だちに出会えたことがいちばん大きいです。環境が変わったことで自分自身もたくさん成長できたと思います。