先輩からのメッセージ

さん

コース 介護福祉就職コース

入学時期 高一の4月から入学

利用者さんからの感謝の言葉が「やりがい」に

介護の仕事に興味を持ったきっかけは?

中学2年生の時、祖母が亡くなったことがきっかけで介護の仕事に興味を持つようになりました。祖母は自宅で倒れて病院に運ばれ、しばらく入院してから亡くなったんですけど、入院中に食事の介助などの経験を少しだけしました。その経験がなかったら介護の仕事に興味は持たなかったと思います。

通信制高校に入学したきっかけは?

私はもともと体が弱く、学校も休みがちでした。全日制の高校に行っても体力が続かないのではないかと思い、母が通信制の高校を探していたところ、興味があった介護の仕事について学べるコースがあるよ、ということで中学の担任の先生が中央高等学院を紹介してくれました。中学3年の秋に見学にきて、そのまま高校1年の4月から入学しました。

高校に入学してからはどれくらい登校していましたか?

高校に入ってからはほぼ毎日登校していました。介護福祉就職コースでは、老人介護施設である「サニーライフ」の支配人の方が校舎に来て、授業をしてくれます。利用者さんへの対応など、介護の仕事について基礎から教科書に沿って学ぶことができます。実際に「サニーライフ」の施設の見学をする授業もあり、実践的な内容が学べたと思います。

現在はどんなお仕事をされていますか?

高校卒業後は、学校からの紹介で「サニーライフ」に就職しました。
入社してから「介護職員初任者研修」を受験し、高校時代に授業で習っていたおかげですぐに合格できました。
現在入社して4年目になりますが、学校で学んでいたとはいえ、想像とは違ったなぁと思うこともあります。認知症の利用者の方が施設内を徘徊し、ご自身の部屋とは別のフロアまでエレベーターを使って行ってしまっていたことがありました。徘徊、とは言っても近くを行ったり来たりする程度だろうと考えていたので驚きました。

仕事をするうえで大切にしていることはありますか?

仕事をするうえで大切なのは、「抱え込まない」「わからないことをわからないままにしない」ことだと思います。 何でも抱え込んでしまうと、自分が体調を崩して仕事を休むことになり、結局は周りにも迷惑をかけてしまいます。
また、わからないことをそのまま流してしまうと、介護の場では取り返しのつかないミスにつながる可能性もあります。わからないことは周りの先輩に聞いてね、と後輩にも声がけをするようにしています。
楽な仕事ではありませんが、利用者さんから感謝の言葉を直接聞けるので、それはすごく嬉しいし、やりがいに繋がっています。