先輩からのメッセージ
「学びたい」という気持ちが強くなった
中央高等学院に入ったきっかけは何ですか。
中学2年生の時に起立性の病気にかかってしまい、中2のうちは遅刻しながらもわりと登校できていたのですが、中3になると行けない日が続いて、テストも受けられない状態になってしまいました。高校受験も「受験の日すら朝起きられないだろうな」と思って断念して、自分で通信制や定時制の学校を探してこの学校を見つけました。
この学校は、最初に校長先生と話したときに雰囲気がいいなと思いました。私はブレザーを着たいと思っていて、この学校は制服が自由に選べることも決め手になりました。
入学後はどれくらい登校していましたか。
入学前のガイダンスで話しかけてくれた友達がいて、その子がいるから頑張って登校していたのですが、2年生の途中くらいまでは正直あまり行けずレポート提出が中心でした。
3年生になると受験に向けて出席率も大事になってくるので、その準備として2年生の10月頃から行くようになって、先生ともたくさん話すようになったら学校が楽しいと思うようになりました。
今でも季節の変わり目や天候によって体調が悪くなり、行けない日もありますが、オンライン授業なども活用しながら頑張って通っています。
先生からはどんなサポートがありますか。
この学校の先生たちはみんなめちゃくちゃ優しいです。
私はあまり学校に行けていなかったので、授業に追いついていなかったのですが、授業でわからなかったことを放課後に
質問したらわかるまで教えてくれます。
勉強だけでなく、進路や進学のことで私にきっかけを与えてくれた先生や「こっちに進めば」って言ってくれる先生もいます。プライベートなことも話したり、優しい先生ばかりです。
学校生活で楽しかったことは何ですか。
沖縄の修学旅行です。それまで私はあまり海に入ったことがなかったのですが、友達とみんなでワイワイ海水浴をしたり、水中遊覧船のイエローサブマリンに乗ったことが楽しかったです。私は少し酔ってしまいあまり見られなかったのですが、海が透き通っていてキレイだったことは覚えています。
あとスクーリングも。スクーリングは友達ができたきっかけでもあるし、スクーリングのおかげで友達とより深く関わることができました。1年生の前期のスクーリングはまだみんなが仲良くなっていない状態だったので心配でしたが、あらためて自己紹介をする機会があり、それをきっかけに友達ができたので楽しかったです。
メロンの水耕栽培も思い出に残っています。初めての体験で、この学校でしかできないことだったし、水耕栽培でここまでできるんだと、とても不思議で驚きました。収穫したメロンは食べやすくて美味しかったです。
将来の夢はありますか。
私は小中高すべてで「先生に支えられてるな」と思っていて、カウンセラーの方ともよく話していたので、心理や教育関係に興味を持つようになりました。公認心理士など気になる資格を取得するための進路を自分で色々調べて、大学に行くべきだと分かり、今は大学入試コースで受験に向けて勉強しています。
大学に入ってからも定期的に勉強するように心がけたいので、今は授業の後、学校に残って自習したり、土日も家で勉強しています。漢検や英検取得にも挑戦したり、ボランティアに応募したり、今できることはなんでもやろうと思っています。
入学を検討している方に、メッセージやアドバイスをお願いします。
この学校は職員室が開けているからめちゃくちゃ先生と喋りやすいです。だから私はかなり居座っちゃってるんですけど(笑)
私は自分から人に話しかけるのは少し苦手なのですが、スクーリングや特別活動などで友達も自然にできるので心配いらないです。