先輩からのメッセージ
勉強も受験も「自分がやるかどうか」が大切
中央高等学院に入学したきっかけ、経緯は何ですか。
中学3年生の時に不登校になって高校受験ができず、親がこの学校を探してきてくれて高1の4月に入学しました。
学級委員長や修学旅行の班長など、いろいろな役割をもらうことが多く、その作業が終わらない時に1日学校を休んだら、それがきっかけで学校に行けなくなりました。責任感がムダに強かったんでしょうね。
入学後はどれくらい登校していましたか。
入学してすぐは、中学時代の引きこもりをまだ引きずっていて、学校に行きたいという気持ちにはなれませんでした。コロナで登校が制限されていたというのもありますけど、授業を1回受けたくらいだと思います。人との交流はなかったです。
動画で授業を受けられたので、それを見てレポート提出だけやっていました。
大学進学についていつ頃から準備し始めましたか。
高2の終わり頃ですね。高3に上がる時に文系か理系か決める必要があり、自分は将来どうしたいのか考えるようになりました。そういうタイミングで担任の先生からお薦めしてもらった大学に行くにはある程度の学力レベルが必要だなと思って、本格的に勉強に取り組むようになりました。3教科で受験できる大学にしぼって、受験の準備を進めていきました。
夏期講習や冬期講習を受講してどんなところが役に立ちましたか。
夏期講習は、通常の授業に加えて基礎固めの時間があり、自分の弱点を洗い出しに役に立ちました。
冬期講習は受験の直前ということもあり、授業中に大学の過去問を解いたり、実践的な勉強ができました。
中央高等学院に入学して良かったことは何ですか。
時間がたくさんあったことですね。時間があったので、自分が中3の時から引きずっていた暗いものを落とすことができました。
そこから、じゃあ学校に行こうとなった時にも受け容れてくれる雰囲気があった。学校に行かないことも特にヘンというわけじゃないし、ある日突然学校に来ても浮かないような雰囲気があり、学校に行きやすい環境だったので自然と登校できるようになりました。
これから大学受験を控えた後輩へのアドバイスをお願いします。
勉強も受験も「自分がやるかどうか」ですね。全日制に比べたら時間はいっぱいあるんで、その時間をいかに勉強にあてるかが大切だと思います。
しかもこの学校は文系だったら理系科目はレポートさえ提出していれば、時間を取られることもないので、大学受験に集中したい人にはアドバンテージだと思います。