先輩からの メッセージ

難波 星那くんSENA NAMBA 大学入試コース二年
千葉校

“友達と話す機会が増え、明るく積極的な自分に

  • 中央高等学院に入学するきっかけは?

    僕は、高校2年の秋に全日制の中高一貫校から、この学校に転校してきました。
    前籍校で、ある先生との関係が悪くなり、改善を求めて担任や学年主任の先生と何度か話し合いましたが、思うような対応をしてもらえず、学校へ行くどころか、校舎を見るのさえ嫌になってしまい、不登校に。それまで毎日変わりなく登校していて、友達との関係も何も問題はなかったのに、突然こんなことになって自分でも正直びっくりでした。
    家にこもっていたときには、「高校に行っていないから大学へも行けない。就職もできない。もう人生、終わったな」と思うこともありましたが、「このままじゃダメだ、変わらないといけない」となんとか自分を奮い立たせ、学校を辞めることを決意。
    インターネットで通信制の学校を検索して、立地や進学率、学校行事や部活動などが整っていた中央高等学院に転校することにしました。

  • 入学をする時にどんな不安がありましたか?

    転校した直後は、ちゃんと登校できるかどうか不安がありました。「週3日来れるようにしようね」と先生に言われたけれど、正直「それはキツイかな」と思っていました。それに、僕は人見知りをするタイプなので友達ができるかどうか、大学に進学できる学力が身につくかどうかも不安でした。
    特に勉強面では、前の学校は中高一貫校で、いわゆるエスカレーター式だったので、中学に入ってからはほとんど勉強していなくて「ヤバいな」と思っていました。

  • その不安は入学してみてどうでしたか?

    転校してすぐ、学校行事のフットサルに参加したことをきっかけに、クラスメートたちと会話ができるようになり、さらに音楽部に入部してからどんどん友達も増えていきました。気づけば毎日登校できています。
    苦手な勉強も先生がとても丁寧に教えてくれるので、授業が身になっているという実感が持てるようになりました。

  • この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?

    この学校に転校して、ずいぶん変わったと思います。
    前の学校は校則が厳しくて個性を出すことができなかったけれど、今は〝白と黒、たまに赤〟というパンクなファッションで自分を表現できるようになりました。
    個性が出せると性格も気持ちもまったく変わります。音楽部でギターを弾いたり、自分の好きなことを思いっきりできるようになりました。前の学校の友達は、こんな自分を見て「マジで!?どうした?」というけれど、「これが本来のオレだから」と(笑)。

  • 今、この学校への入学を検討している方へメッセージを送るとしたら?

    もし、不登校で悩んでいる人がいるのなら、一歩踏み出すのは難しいことだから、半歩先の目標を超えるようにしてみてほしいと思います。例えば、部屋から出られない人は、今日は1回だけ部屋から出てみる、明日は2回出てみよう、といった具合に徐々にでいいので一つずつクリアしてみれば変わることができると思います。