先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
私は中学1年生の6月頃から、学校を休みがちになりました。小学生のときは毎日登校していたのですが、中学校に進学したときに、それまで仲が良かった友達とクラスがわかれてしまい、新しいクラスの輪になじむことができなかったのです。
友達から「学校においでよ」と言われて行くときもあったのですが、授業についていけなくて、その時間が辛くなり、結局、卒業までときどき保健室登校をするくらいでした。
中3になって進路を決めるときに、最初は「高校には行かない」という選択をしていました。中学を卒業したら就職しようと考えていたのです。
でも、母と担任の先生に「高校は卒業しておいた方がいい」と言われ、正直、気が進まなかったけれど、周りの期待に応えたいと思いました。ただ、全日制は考えられなくて、通信制を希望したときに、先生が紹介してくれた学校のひとつが、中央高等学院でした。 -
中央高等学院に入学を決めた理由は?
この学校は、職員室の壁がないので、先生との距離が近い。しかも、入口のそばにあるので、先生がいつも笑顔で出迎えてくれるところに好感が持てました。それで試しに、週1回の中学生コースに10月から通ってみることにしたのです。
中学生コースでは、先生が生徒をグループにまとめて、話すきっかけをつくってくれました。おかげで、すぐに友達をつくることができました。友達ができると「また行きたい」と思うようになり、「そのまま進学しよう」と決めました。 -
入学をする時にどんな不安がありましたか?
久しぶりの学校なので登校できるかどうか不安がありました。
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その不安は入学してみてどうでしたか?
先生が「無理せず、通えるときに通えばいいよ」と優しく言ってくださったので、焦ることなく安心して通うことができました。半年経った今では週に3日は登校できているので、もっと登校日数を増やしていけると自分に期待しています。
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この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
これまでは、悩みがあっても「自分のことだから、周りに相談しても仕方がないかな」と思い、ひとりで抱え込んでいたけれど、この学校には身近に先生がいて、いつも声をかけてくれるので、つい話したくなります。そうすると、すごくすっきりして気持ちも軽くなる。
もっと早く周りに頼ることができたらよかった、と思いました。