先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
二年生の進級時に、新潟の全日制高校から中央高等学院に転校し、東京で一人暮らしをしながらこの学校に通っています。
前の学校がイヤだったわけではないけれど、両親への反抗心から、一年生の夏休み明けから不登校になりました。僕の両親は不仲で、僕も家では親と話すことはほとんどなく、部屋に引きこもっていました。
次第に「家にも、新潟にも居たくない」という気持ちが大きくなって、「東京の学校に転校しよう」と思うようになりました。東京に縁はなかったけれど、だからこそ自立できるのではなか、と考えたのです。親も僕の気持ちを理解してくれました。 -
中央高等学院に入学を決めた理由は?
この学校を勧めてくれたのは親でした。僕は東京へ行けるだけで十分だったから、正直にいうと転校先なんてどこでも良かった。けれども、この学校の説明会に参加したときに、自分が思い描いていたイメージとは全然違っていて、いい印象を受けました。
特に、職員室がオープンなので先生たちとの距離が近かったこと。それから、アクセスがいいので通学時間が短く、池袋の駅前には路上で音楽を演奏している人がいたり、街自体も活気があってとにか く新鮮でした。 -
この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
一人暮らしをはじめて一年ちょっと。親と同居していたころは、家事はもちろん、学校選びも親に任せきりでした。でも、今は親の仕送りの中でやりくりしながら、炊事も洗濯もし、今後の人生を自分自身で考えるようになっています。この成長は自分でも少し驚き。「やってみれば、できるものだな」と思いました。
それに、家を離れたことで親との会話も増え、少しずついい関係が築けるようになりました。そういう意味でも東京に来て良かった。「変化することを怖がらず、自分から意欲的に変化していくことが大切なんだ」と実感しています。 -
これからの学校生活でやりたいことは何ですか?
将来の夢はまだはっきりしていませんが、東京の理系の大学に進学して、このまま一人暮らしを続けようと思っています。だから今は勉強を頑張りたい。志望校はこれから担任の先生とも相談して、じっくり決めようと思っています。