先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
私は中学二年のときに不登校になり、中三でなんとか頑張って登校し、全日制高校に入学しました。けれども、高校でもまた不登校になり、進級も危うくなってしまい、高一の12月に転校を決めました。
不登校のきっかけは、部活動を辞めてしまったことです。中学ではバスケットボール部に入部したのですが、一年生の部員は私ひとりで、やるべき仕事が多すぎて続けることができませんでした。高校では軽音部に入部して楽しく活動していたのですが、友達のトラブルに巻き込まれてしまい部活を辞めることに。そうすると、それまでの関係性が壊れ、学校にも行きづらくなってしまうのです。 -
中央高等学院に入学を決めた理由は?
不登校のころの私は自暴自棄になっていて、転校先を考える余裕がありませんでした。一方で、「どこでもいいから学校に所属していたい」と焦る気持ちもありました。
そんな中、母が探してくれたのが中央高等学院でした。さっそく見学したところ、先生が「自分のペースで学校に来ればいいよ」と言ってくださって、気持ちがすっとラクになりました。 -
入学をする時にどんな不安がありましたか?
すぐに友達ができるか不安でした。
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その不安は入学してみてどうでしたか?
転校初日に、自分の席がわからなくて困っていたら「こっちに座っていいよ」と、クラスメイトが声を掛けてくれて。少しずつ不安もなくなり、スクーリングなどを通じてだんだん打ち解けていきました。
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入学してみて、中央高等学院はどうですか?
ときどき休むこともありますが、先生も友達も「(気持ちが)復活したら来てね」と電話やメールをくれるので、「また行こう」と思えます。
受験科目に特化して学べるのもこの学校の良さです。私の場合、中学で不登校だった時期の勉強が抜け落ちているので、学び直しが必要です。特に苦手な英語と古典は、二年生のうちに基礎を固めておきたかったので、時間を有効的に使うことができました。
高二の授業を受けながら、テキストやワークブックを繰り返し、足りないところは単元ごとのプリントをいただいて復習。最初は勉強することに慣れていなくて飽きてしまうこともあったけれど、続けていくうちに集中できるようになって放課後に残って勉強したり、休日は有料の自習室やカフェでも勉強するようになりました。おかげで基礎固めはできたと思います。 -
この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
この学校に転校して、私はすごく明るくなりました。
それまでは、人とのつきあい方がよくわからなくて、人の顔色をうかがいながら行動していたけれど、この学校で、絶妙な距離感で接してくれる友達とたくさん出会い、それを学ぶことができました。
中央高等学院には、人とのつきあい方までサポートしてくれる環境があります。不登校になった当時は、自分の周りにいる人がすべてで、ネガティブな考えになりがちでした。でも、今は過去の辛かったできごともポジティブに受け止められるようになりました。