先輩からの メッセージ

石橋 拓真くんTAKUMA ISHIBASHI 通信制高校サポートコース1年
千葉校

“

  • 中央高等学院に入学するきっかけは?

    小さいころから乗り物が好きで、将来はバスや電車の運転手になりたいと思っていました。中三になって進路を決定するにあたり、自動車関連は大きな選択肢の一つで、自動車整備士を養成する技能連携校に入学しました。整備士の資格があれば、運転手にとってメリットになりますし、整備士業は有効求人倍率10倍といった就活に有利な売り手市場なので、将来的に就職できる可能性が高いと思ったのです。
    ところが、その学校に通っていた生徒の多くがヤンチャ系というかいわゆる不良で、問題も多く、入学早々に嫌気が差してしまいました。それで、転校を考えるようになりました。

  • 中央高等学院に入学を決めた理由は?

    学校選びの基準は大きくふたつ。ひとつは学校に通いやすい環境であること、もうひとつは中学の基礎から勉強を教えてくれることでした。
    僕は、中学のときに不登校の経験があります。クラスで授業中に騒ぐ生徒がいて、先生がその場で叱るのですが、その度にクラスの雰囲気が重くなり、同じ空間にいるのが辛くなってしまったのです。自分が叱られているわけでもないのに、叱られているような気持ちになって。そのストレスから学校に通いにくくなり、登校してもカウンセラー室で勉強していました。だから、学校の環境や勉強面については一番重視しました。

    この学校に決めたのは、まず、校舎内の雰囲気が明るかったこと。次に、いろんな経緯があってこの学校に通っている生徒ばかりなので、それぞれの状況を理解して有意義に学校生活を進めていけるところも良かったから。不登校生だからといって注目されることもないし、クラス全体で叱られるようなことも少ない環境だと思いました。そして、卒業後の進路先が幅広いことも魅力でした。せっかく転校して学校生活も学力も取り戻そうとしているのだから、大学も専門学校も就職も、すべての可能性を残しておきたい。さまざまなコースがあって、必要な科目は補習もしっかりできるこの学校は、自分の理想に限りなく近いと思いました。

  • 入学してみて、中央高等学院はどうですか?

    転校してまだ1カ月ですが、授業中は静かで勉強に集中でき、昼休みになれば友達や先生と楽しく話せる。オンとオフの切り替えが上手な仲間たちに囲まれて、自分の思い通りの学校生活を送っています。3泊4日の集中スクーリングに参加してからは、学校で話しているだけではわからなかった友達の個性がわかって、格段に学校へ行くのが楽しくなりました。

  • この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?

    性格が「明るくなった」と感じています。

  • これからの学校生活でやりたいことは何ですか?

    今は、これまで自分ができなかった学校生活にプラスして、学校行事や学校外のことにもアクティブに取り組もうと思っています。
    この学校には、臨海学校や映画鑑賞会などの学校行事がほぼ毎月ありますが、中でも、来年2月のスキー教室がいちばん楽しみ。また、初めてアルバイトをして〝自分で働いて収入を得る〞という体験もしました。 これからも今まで自分がやったことのないことに、どんどんチャレンジしていきたいです。