先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
小学二年生のころ、友達関係につまずき、学校を休みがちになりました。それでも学校に行けば「久しぶり」と声をかけてくれる友達はいたので、「行こう」という気持ちになれました。
ところが中学は、家から離れた学校に進学したこともあり、話せる人がだれもいなくて、だんだんと行かなくなってしまいま した。「学校に行こう」と思うと体が震え出し、拒否反応を起こしてしまっていたのです。 -
中央高等学院に入学を決めた理由は?
中央高等学院のことは、高校受験に失敗したときにいただいた資料を見て知りました。
それまで、通信制高校サポート校という学校について全く知らなかったけれど、一度見学しただけで「ここに行きたい!」と思うほど魅力を感じました。
先生が〝真央ちゃん〞と名前で呼んでくれて、気軽に話せたこと。それに、私と同じ境遇の生徒が多かったので「気があいそう」と思ったからです。 -
入学をする時にどんな不安がありましたか?
登校できるかどうか不安はありました。でも、行ってみないとわからないので、「とにかく1日行ってみて、ダメだったらそのとき考えよう」という強い想いで、入学初日を迎えました。
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その不安は入学してみてどうでしたか?
最初は、だれも自分から話しかけられず、教室内はシーンとした雰囲気でしたが、担任の先生が「みんな話してみたら?」と言ってくれたのを機に、近くにいた2人と意気投合。すぐに、友達になりました。
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入学してみて、中央高等学院はどうですか?
友達ができると、「ひとりじゃない」という安心感から「学校へ行こう」と思えるようになります。そして、他の人とも話しができるようになります。6月に行われたスクーリングでは、それまで声をかけにくかった男子とも、カレー作り体験などを通じて仲良くなり、入学3カ月ほどでクラスの生徒全員と友達になりました。
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この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
今では、早くみんなに会いたくて「休日がなくなってほしい」と思うくらい学校が楽しい。こんなに劇的に変わって、自分でもびっくりしています。
家でも学校でのできごとや友達のことをいっぱい話すようになり、「声のトーンも明るくなって、笑顔も増えた」と、家族がすごく喜んでくれています。 -
これからの学校生活でやりたいことは何ですか?
もっと多くの人たちと高校生活を楽しみたいと思っています。目標は学校のイスが空かないこと。
休みがちな生徒もみんな通いやすい学校にするために、私にできることは何でもしたいです。