先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
中学二年の夏休みくらいから不登校になりました。進級時にクラス替えがあり、新しいクラスになじめなかったうえ、うつ病にもなって、気持ちが落ち着かなかったからです。一時期は、自分の部屋から出るのも怖く、けっきょく中三のときには一度も学校へ行けませんでした。
でも、「学校に行かないのは良くない」「人との関わりが少なくなってしまう」という焦りもあって、母が探してくれた中央高等学院の中学生コースに通いました。そして、そのままこの学校に入学しました。 -
入学してみて、中央高等学院はどうですか?
中学生コースに通っていたころは、自分から話しかける勇気がなくて友達ができませんでした。ただ、先生がすごく好きだったので、友達がいなくても大丈夫だと思えました。
この学校は、先生との距離が近い。先生に壁を感じないから、何でも言いやすいです。特に入学相談室の高橋良明先生や、校長の入江先生(当時・現さいたま校 校長)には良くしていただきました。 そうした先生たちのおかげで、思いの外、入学してすぐに友達ができました。 -
この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
人に自分から話しかけることもできるようになり、転入生がひとりで寂しそうにしていると、率先して話しかけるほどになりました。
この学校は、まるで自分の家のような安心できる場所。そんな温かな雰囲気が、私を明るく前向きに変えてくれたのだと思います。 -
これからの学校生活でやりたいことは何ですか?
ボランティアに興味があって、いつか青年海外協力隊のような活動に参加したいと思っています。以前、テレビで、アフリカの貧困国を映したドキュメンタリー番組を見て、その人たちを助けたいと思いました。
この学校でも、GREENDAYのイベントに参加し、味の素スタジアム周辺のゴミ拾いをするなどのボランティア活動をしています。他にもチャンスがあれば、参加したいと思っています。