先輩からの メッセージ
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中央高等学院に入学するきっかけは?
小さいころから、風邪などで一日学校を休んでしまうと、続けて休んでしまうことがありました。周りの人の目が気になって、学校に行くのが怖くなってしまうのです。
中学三年生になってからは、そうした精神的な負担に加え、勉強にもついていけなくなり、さらに学校から足が遠のいてしまいました。ついに、その年の夏ごろには不登校になり、秋に東京から千葉へ引っ越したのを機に、母が探してくれた中央高等学院を訪れました。
中学に行っていないことが両親に対して申し訳なくて、「とにかく学校に行こう」と気持ちを奮い起こし、まずは、この学校の中学生コースに通い始めました。 -
入学してみて、中央高等学院はどうですか?
中学生コースでは、先生が気さくに話しかけてくれて、授業もチーム対抗ゲームをしているような感覚で、和気あいあいとした雰囲気があり、思った以上に楽しく通うことができました。
中央高等学院に入ってからも、授業中に先生の方から「どう?わかる?」と声をかけてくれるので理解しやすいですし、時間があるときは個別に丁寧に教えてくれるのでありがたいです。
おかげで、通い始めた当初は人と目を合わせることもできなかったのに、人に対する恐怖心がやわらぎ、友達をつくることもできました。僕にとって友達は、自分を認めてくれる存在であり、自分の居場所を作ってくれる大切な存在です。 -
学校生活で力を入れていることは何ですか?
課外活動に積極的に参加するようにしています。社会問題などテーマを取り上げてディスカッションするトークオーバー同好会のほか、音楽部にも入部し、ギターとベースを兼務しています。
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この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
この学校に入学して1年あまり。毎日登校できるようになり、「ようやく社会の一員と言えるようになったかな」と思えるようになりました。でも、その言葉を、胸を張って言えるのは進学してから。まだ進路は決めていませんが、大学でも専門学校でも、ちゃんと受験して入学し、卒業して就職できたときに"一人前になった"と言えるのだと思います。