先輩からの メッセージ
-
中央高等学院に入学するきっかけは?
一年生の10月に全日制高校から転校しました。前の学校では陸上部に所属していて、その練習のために毎朝6時には家を出て、20時に帰宅するというハードな生活を送っていました。進学校でもあったので、だんだん勉強と部活の両立ができなくなり、それと同時に人間関係もうまくいかなくなって、次のことを全く考えずに学校を辞めようと決めてしまったのです。
後でわかったことですが、軽度の鬱症状に陥っていたようで、当時はとても登校する気にはなれませんでした。 -
中央高等学院に入学を決めた理由は?
サ中央高等学院はインターネットで探し、父も「ここなら通いやすいし、ちゃんと勉強もできるのではないか」と薦めてくれました。
-
入学してみて、中央高等学院はどうですか?
入学当初は環境に馴じめず、だんだん足が遠のいていきました。先生が「学校に来ないか」と何度も言ってくれたけど、それでも心が動かなくて。レポート提出やスクーリングのときに登校するくらいで、あとは家にこもってばかりいました。
三年生になって進路に直面し、ようやく「何とかしないといけない」と思い、まずは散歩でもランニングでもいいから家から出るように心掛けました。いきなり進学や就職のことを考えてもできないことはわかっていたので、小さなことでも少しずつ始めて、できることを増やしていこうと思ったのです。
すると、7月くらいには学校の環境にも慣れてきて、生活リズムも整うようになり、症状も少しずつ改善していきました。進路について考える余裕も出てきて、友達に誘われてオープンキャンパスに行くこともできました。 。 -
この学校に入ってみて、自分自身の変化に気づくことはありますか?
近になって、考え方がポジティブになってきました。不登校を機に、父とは壁があるように感じていたけれど、自分から本音で話ができるようになり、関係性もよくなりました。
-
今、この学校への入学を検討している方へメッセージを送るとしたら?
今、振り返って思うのは「悩みごとは時間が解決してくれる」ということ。そして「少しでも変わりたい気持ちがあれば絶対に変われる」ということです。
僕自身の経験からも、小さいことでもいいので、できることからやることが大事だと思います。