先生

あまり自慢できるような高校生ではなかったのですが、とにかく学校大好きな高校生でした。好きな先生の科目で良い点を取りたくて一生懸命勉強していましたが、いつも真ん中くらいの点数だったので、テストのたびにそれに対する抗議を放課後にしていました(笑) 部活は映画部で、映像制作をする先輩たちに憧れて、文化祭のOP動画をパワーポイントで作成しました。毎晩それを作ることばかりに集中していたので、勉強がおろそかになって、その時期の成績は散々でしたが・・・・（マネしてはいけません）

小学生のころに好きだった先生に憧れてなりたいと思ったのがきっかけです。ですが、成長するにつれて、本当に自分は先生になりたいのかと悩むようになり、一度先生になるのはやめようと思っていました。それでも、昔から抱いていた夢を完全に諦める勇気はなかったので教員免許だけは取得しようと思い、大学4年生のときに教育実習に行きました。そのときに、生徒のみなさんに声をかけてもらったり相談をされたり一緒に行事に取り組んでいた中で、実習先の先生に「あなたは先生に向いてると思うよ」と言われたことで、改めて先生の道を志しました。

教育理念と言っていいのかはわかりませんが、「誰かの居場所」をつくるお手伝いがしたいなと思っています。学生時代、なんとなく家に帰りたくないときに安心して過ごせる場所が、私にとっては「学校」であり、先生や部活の仲間のいる「空間」だったので、誰かの心が少しでも楽になるような環境をつくっていきたいです。

今、あなたが抱えている悩みや不安を、少しずつ一緒に乗り越えていきましょう。自分の心を守ってくださいね。